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2026.09.12

なぜJeepは7スロット? 昔のWillysは9スロットだった理由 Jeep豆知識 Vol.13

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本日は、豆知識第13弾になります。

Jeepといえば、誰もが思い浮かべる特徴的な「7スロットグリル」
現在では、7本の縦スリットを見るだけで「Jeepだ!」と分かるほど、ブランドを象徴するデザインになっています。
しかし、実はJeepのグリルは、最初から7本だったわけではありません。
戦時中のJeepは「9スロット」だった
Jeepのルーツは、第二次世界大戦期の軍用車両にあります。
代表的なモデルであるWillys MBでは、現在とは異なる9スロットのグリルが採用されていました。
また、軍用Jeepの生産にはWillysだけでなくFordも関わっており、Ford GPWなどにも9スロットのグリルが使われました。
つまり、
「昔のJeep=9本、現在のJeep=7本」
という変化があったわけです。
7スロットになったのは戦後
戦後、Willysは軍用Jeepをベースにした民生用モデル「CJ-2A」を発売します。
このCJ-2Aで採用されたのが、現在につながる7スロットグリルです。
なぜ9本から7本になったのかについては、Fordとの差別化を図るためという説がよく知られています。
ただし、これを裏付ける決定的な一次資料があるわけではなく、現在でも諸説あります。
そのため、「Fordと区別するために7本にした」と断定するより、戦後の民生用Jeepへの移行とともに7スロットが採用され、やがてJeepの象徴として定着したと考えるのが確実です。
7本のグリルが「Jeepの顔」になった
その後、CJシリーズからWranglerへとJeepの系譜が受け継がれる中で、7スロットグリルも継承されていきました。
現在のWranglerでも、
7スロットグリル
丸型ヘッドライト
台形のフェンダー
スペアタイヤ
など、Jeepらしい伝統的なデザインが残されています。
特に7スロットグリルは、単なる冷却用の部品ではなく、「この車はJeepである」と一目で分かるブランドアイコンになっています。
「7」という数字に特別な意味はある?
「7つの大陸を表している」「7つの意味が込められている」など、さまざまな説があります。
しかし、こうした説を歴史的事実として裏付ける確かな資料はありません。
そのため、7スロットについては、
「昔から7本だったわけではない」
という点を知っておくことのほうが重要です。
軍用Jeep時代の9スロットから、戦後の民生用Jeepで7スロットへ。
そして長い年月をかけて、7本のグリルが「Jeepの顔」として定着しました。
普段何気なく見ている7本のスリットにも、実はJeepの長い歴史が詰まっているのです。
まとめ
9スロット → 軍用Jeep時代
7スロット → 戦後の民生用Jeepから定着
現在では「7スロット=Jeep」と言えるほど有名なデザインですが、そのルーツをたどると、WillysやFordなど複数メーカーが関わった軍用Jeepの歴史に行き着きます。
次にJeepを見かけたときは、ぜひフロントグリルの「7本」に注目してみてください。
何気ないデザインが、少し特別に見えてくるかもしれません。
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